衛生・品質管理

 “食の安全”は生活の土台であり、当たり前に守られるべきものです。それゆえにそれが脅かされることに人は非常に敏感です。そのようなことが実際に起こると度々社会問題にもなることからもその関心の強さがうかがえ、食品を扱う者としてこの土台を維持し続ける重大な責任があると考えています。そのため食品工場において衛生はあらゆる物や事、人との兼ね合いを考えねばならない重大な概念です。そして品質も例えば味については同ロットであればもちろん、同じ果実であるのにご依頼いただいたタイミングにより毎回大きく違うのでは食品工場として信用が築けません。ご依頼の仕様をいつでも一定の水準で製造できる管理体制が重要です。

 衛生と品質は関連性のある部分も多く管理法としても共通部分も多いので煩雑さによるミス、モレ回避の為にも一貫して管理しています。適切に計器類を使い諸条件を数値化し人や時節による差異を低減させるのと同時に、触診・官能試験なども管理手段、作り手の感覚養成の目的で行います。また食品工場の衛生・品質管理としては目視できる危害要因の排除はもとより細菌やウイルス、農薬などの目視できない要因の排除・抑制がとても重要です。これについては一般的衛生管理の上にHACCPの考えを取り入れた管理を行い製造品、製造環境の衛生、安全に努めます。これに加え、食品衛生協会にも加入し衛生に関する知識の更新、意識の啓発にも取り組んでおります。

 

 一連の衛生・品質管理は常に維持されることが必須であり、そのために行動様式に落とし込み漏れなく行う必要があります。そこで管理工程は製造工程と共にチェックシートの記入により作業を進めることにより工程漏れを回避しています。下記に当工場における現状の衛生・品質管理工程の概略を表記いたします。

衛生・品質管理概略図

 衛生・品質管理については正しい知識を身に着け、それを工程の中に落とし込み、その工程もなぜそれをするのかという意識を持ちつつ、ひたすらに順守することが必要だと考えています。そうして安全なジャムをお届けし続けることによっていずれ安心を感じていただけるのだと考え、守るべきことを守って作り続けます。